仁和寺の和尚

昔、高校だったかの古典の時間で仁和寺の和尚さんが酒に酔ったときに鼎をかぶって抜けなくなった話を学習した。

その話についてわかることは、

1、和尚さんでも頭がよいわけではないのだな。
2、酒を飲むと危険だ。
3、和尚さんでも鼎をかぶることがあるんだな。
4、人間暇だとろくなことをしない。
5、鍋、釜、鼎を頭にかぶると抜けなくなる。
6、何百年も恥が後世に残っているな。


ということであった。

しかし、鉢かつぎ姫といい頭に鍋釜をかぶる人間って多いんだなぁ。
昔の日本にはいろんな格好をして町を歩いている人がいたのかもなあとか想像したり。
結構自由だよなぁ。

先日Appleから届いたメールにサングラスをかけて世界中のみんなに眼を飛ばして何気に人生損している人の写真が載っていた。フレンドリーでこの人だったら親切にしてあげたいなというようなすばらしい笑顔の人と、眼を飛ばして無意味に喧嘩を売っている人とを比べると、フレンドリーな人は、中身がどうであれ人が寄ってくるし、喧嘩を売っているほうは人が避けて通るよなぁ。でも、人生の一時期、なにかテーマを持って生きてみるのもいいもんだし、今現在世の中に自由があるってことなんだよなってことで、いいんじゃないか。昔から無意味に鉢を担いでいる人もいたわけだし。